HSPの生き方

プロフィール③~転職とHSPな自分が日本の組織に不適合な人間と気付くまで~

東京CPA会計学院

プロフィール②の続きです。

挫折⑥:ずっと下っ端で成長が止まっているのでないかという焦り

監査法人に採用いただいてからは、優しい先輩、ライフワークバランスの整った組織風土のもと、順調な会計士生活を歩んでいました。

その間に修了考査(公認会計士試験合格後、実務経験・補習所通学を終えてから公認会計士として登録するために必要な試験)も合格し、晴れて公認会計士の資格を得ることができました。

結婚もし、公私ともに順調でしたが、人間欲がでるもので、次のような悩みにぶち当たりました。

  • 2010年以降も数年は採用難が続き、後輩の採用がなく、ずっと下っ端で後輩教育の機会がなかったこと
  • ずっと下っ端のため、重要な仕事を任されることがなかったこと
  • 大手の監査法人の最先端の監査とは何か知りたくなったこと
  • 実はHSPなのだが、見た目が体育会系に見えるらしく、そして、担当クライアントも体育会系で飲み会が多く、下戸の私には修羅場だったこと(アルハラで何度吐き倒して意識を失ったことやら…)

そこで、いろいろ考えた挙句、採用いただいた恩はあれど、自分なりに一生懸命に仕事してきた自負もあったので、数年前には見向きもされなかった大手監査法人の中途採用面接を受けることになりました。

挫折⑦:あるべき日本の社会人には不適合

数年前には見向きもされなかった大手監査法人の中途採用面接ですが、うって変わって売り手市場と化しており、採用内定者を連れてきたら報奨金がでるほどに人出不足になっていました。

また、大手ではないとはいえ、実務に加え自己研鑽してきたので、数度の面接の結果、採用となりました。

人出不足もあり、前の監査法人で抱いていた悩みは、1年を待たずして全て解消しました。

  • 経験を買われ、シニアスタッフ職での採用だったため、スタッフやアシスタントの後輩がたくさんいた。
  • 1年たたずして、上場会社のシニアインチャージ(クラインアントと対峙する現場責任者)を任せてもらえた。
  • 大手の監査法人の最先端の監査を当然ながら目の当たりにすることができた(それほど驚きはなかったですが)。
  • 大手監査法人のほうがクライアントとの付き合いはドライで、酒を無理やり飲まされる機会は皆無。

ただし、ここでもそうは上手くいかないのです。

人出不足で中途採用が楽勝ということは、一人ひとりの業務負荷が重いということ。

この大手監査法人には数年勤めましたが、最初は良かったものの、年々労働環境は悪化していきました。

  • 上場会社1社程度のインチャージであればHSPでもこなせるが、2社、3社、4社と増え、HSPが苦手なマルチタスクでハチャメチャになる
  • 手足となってくれる継続スタッフの割り当てがほとんどなく、クライアントの交渉、連絡、調書作成、内部及び外部の会議資料の準備と司会進行まで、シニアインチャージが全て背負うこともままある
  • 手足となってくれるアサインを他部署から事前に応募して借りてきて(初対面だったり、そもそも公認会計士ではなかったりというのは珍しくない)、いちいち最初から担当会社について説明し、わからない部分の質問を返し、完了しなかった分は自ら引き取って完了させなければならない。
  • 深夜土日も仕事するのは当たり前で、HSPにとって必要な脳の回復期間が取れない。

こんな日々が続き、在宅勤務ですがストレスで勤務中に叫び声をあげることもしばしばでした。

そして、労働環境以外にHSPとしてこんなデメリットも生じました。

  • うまく上司に取り入って出世街道や楽な現場に配属されるよう仕向ければよいのだが、ゴマすりが下手。
  • 物事を斜めからとか深くから見てしまう癖があり、組織の問題点にはよく気づくが、執行部の施策に疑問を抱く従業員なんていらない。上司の命令は絶対。それがサラリーマン。

そんなこんなで繊細な私は遂に精神をやられ、退職せざるを得なくなりました。

前を向く⑤:インデックス投資とビットコインが暴騰

そんななか、コロナショックで暴落していたS&P500(米国の代表的なインデックス株価指数)に、どうせ上がるだろうと忙しすぎて使う暇のなかったお金を突っ込んでいました。

これが、ものすごく高騰しており、かなりの利益を出すことができました。

また、ビットコインも現状かなり高騰しており、それなりの含み益となっています。

収入の柱は多いほうが良いですね。

もう体を酷使して働かずとも、SideFIREは達成できたと思います。

副業解禁や45歳定年が話題となる現在の世の中ですが、会社が終身雇用、年功序列で守ってくれないと嘆くよりも、副業によって、たくさんの収入の柱を持ち、また、自分を成長させていくことができる、それが新しい世の中の生き抜きかただと学んだ気がしました。

まとめ

HSP含め、いろいろとコンプレックスの多い若年期を歩んできましたが、今ではそれほど気にならなくなりました。

  • 若いころに田舎で出る杭を打たれ、馬鹿にされて成長できなかった後悔は、公認会計士試験合格で吹き飛びました。
  • ハラスメントがうるさくなったのと、コロナウィルスでお酒を飲む機会がなくなり、また、酒を飲まないと怒り出す世代も引退し始めています。
  • チリチリの前髪は妻が美容師に聞いて買ってくれた高級シャンプーの効果でほとんど気にならなくなりました。
  • 投資のリスクとリターンをしっかり学び行動し、新たな収入の柱を得たことで、無理な労働から解放されました。

あと、人生でやりたいことはなんでしょう?

  • 嘘をつき続けてきた親への謝罪と恩返し。
  • ずっと支えてくれた妻と犬を大切にすること。
  • 今後何が起きても生きていけるよう成長を続けていくこと。
  • このブログでHSPでも前をむいて戦う方法はあると、見てくれた誰かに伝えること。

まだまだできることはありそうです。